特集棚「えむナビ」の「映像化されたマンガ 2015 4-6月」がオープン!


こんにちは!
先日、スタッフ仲間と桜餅についての話題で盛り上がりました。
関西風と関東風の桜餅がありますが、みなさんはどちらがお好みでしょうか!?


さて、桜が散って、ハナミズキが咲き始めましたね。
新たに映像化されたマンガ作品をご紹介する時期が、また巡ってきました。


京都国際マンガミュージアム=えむえむが、テーマに沿って
みなさんにオススメしたいマンガを集めてご紹介するコーナー
<困ったときの特集棚 えむナビ>の一角、
季節ごとの入れ替えが恒例となりました「映像化されたマンガ」の棚が、
春バージョンでリニューアルオープンしました!(今回も、大量に新規購入しました!)



テレビアニメでは、境界のRINNE』『食戟のソーマ』『俺物語!!あたりが、
「待ってました!」というファンの方が多いかもしれませんね。


実写映画化の注目株は、何といっても吉田秋生海街diaryでしょう!
この作品は、第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞およびマンガ大賞2013受賞。
えむえむでも「ベストマンガ2014」の特集棚に配架していますが、
本当に多くの方に手にとっていただいています。
今回の映画化は、第66回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞『そして父になる』の是枝裕和氏が監督。
予告編の動画を観てみましたが、光の加減がとても美しく、
鎌倉の風がきらきらと吹いてくるかのようでした。
マンガのコマからも、四姉妹に吹く鎌倉の風をぜひ感じてみてください。


さて、映像化と言うと、比較的新しい作品が名を連ねるイメージですが、
作品発表から時を経ての映像化作品も増えていますよね。


まず外せないのが、アニメ映画化された杉浦日向子百日紅(さるすべり)』
連載開始が1983年ですから、30年以上前の作品です。
江戸風俗研究家でもあった杉浦氏の代表作で、
葛飾北斎の娘・お栄を主人公に江戸の風俗や庶民の生活を描いた傑作。
文庫版上下巻でお楽しみください。


そして、荒川弘アルスラーン戦記もファンの間ではかなり話題のようです!
この作品は、田中芳樹氏の人気小説シリーズが原作で、第1作の刊行が1986年。
未完のまま90年代から劇場版アニメ・OVA・マンガ(作画:中村地里)・カセットブックなどのメディアミックスが行われてきた作品ですが、テレビアニメ化は今回が初めて。
2013年より、『鋼の錬金術師』や『銀の匙 Silver Spoon』で知られる荒川弘氏の作画で新たな連載が始まり、話題になりました。
今回のアニメ化は、荒川氏が作画したバージョンをベースに作られています。
荒川氏の絵柄と作品の世界観の絶妙なマッチングが、長年のファンを楽しませるのみならず、新たなファンを生み出しそうですね。


もちろん、ここに挙げた以外の作品も、要チェックですよ!!



さあ、読んでから観ますか? 観てから読みますか!?
ぜひお気軽に足をお運びください!




(toku)