特集棚「えむナビ」の「映像化されたマンガ 2015年 7-9月」がオープン!

こんにちは!
今年も、1年の半分が過ぎましたね。
え!?
いやー、ほんとに、いつの間に過ぎたんでしょうかねー(笑)。


オレンジ色のノウゼンカズラの花が咲き、
祇園祭のポスターがそこかしこで目に入り、
本格的な夏がどんどん近づくのを感じる今日この頃です。


さて、京都国際マンガミュージアム=えむえむが、テーマに沿って
みなさんにオススメしたいマンガを集めてご紹介するコーナー
<困ったときの特集棚 えむナビ>の一角、
季節ごとに入れ替えをしております「映像化されたマンガ」の棚が、
夏バージョンでリニューアルオープンしました!



今夏映像化マンガの注目株は、まず、話題の作品としての地位をキープし続けている 
諫山創進撃の巨人でしょうか。
満を持しての実写化という感じですね。


このマンガの見どころのひとつは、
何といっても「立体機動装置」を活かした縦横無尽のアクションシーン!
(※「立体機動装置」とは、巨人と戦うために考案された腰に取り付ける器具で、
加速や遠心力を利用して兵士の立体的な機動力を高める物です)。
確かにこの描写は実写向きですよね〜。
このアクションを楽しみにしているファンも多そうですね!


ストーリーや作品設定の予習・復習に、
映画化をきっかけに「そろそろ読んでみようかしら」という方も、ぜひどうぞ!


これまでの「映像化されたマンガ」でも名作のアニメ化をいくつも紹介してきましたが、
今回ご紹介する“時を経てのアニメ化”は、藤田和日郎うしおととらです。


この作品は、1990年〜1996年にかけて連載され、
小学館漫画賞星雲賞コミック部門賞なども受賞した大人気漫画でした。
「懐かしい〜!」という方も多いのではないでしょうか。


連載時にOVA化されたことはあったとのことですが、テレビアニメ化は今回が初めて。
1990年連載開始の作品ですから、その時に生まれた子も今や25歳ですよ!
連載当時に夢中になって読んだ世代が、今はもう親世代となって、
もしかしたらお子さんと一緒にアニメを見るお父さんお母さんもいらっしゃるかもしれませんね。


久しぶりに読み返したくなった方も、
「そんな名作なら読んでみたい!」と気になった若い世代の方も、
ぜひ、えむえむにいらしてくださいませ。


日本のマンガを読み慣れていると、
アメコミ(アメリカン・コミックス)はまるで別世界のマンガのようで、
手が出しにくい…という方もいるかもしれません。
そんな方でも、アメコミ原作のハリウッド映画はけっこうご覧になったりもするのではないでしょうか?


今夏話題のハリウッド映画といえば、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」。


アベンジャーズとは、単独でひとつの作品の主人公でもある
「アイアンマン」や「キャプテン・アメリカ」など、
米国マーベルコミックスのアメコミヒーローが、
タッグを組んで集結したチームの名前です。
同じアメコミレーベルのヒーロー達だからこそできることなのですが、
例えて言うなら、週刊少年ジャンプの人気マンガの主人公たちがチームを組んで、
人類の敵に立ち向かうといった感じ!?
面白いというか、不思議な感じというか、とってもスペシャルな発想ですよね!


アベンジャーズシリーズは、日本語に翻訳されている原作が何冊もありますので、
映画を楽しんでから、
「エイジ・オブ・ウルトロン」以外のアベンジャーズシリーズのエピ ソードをマンガで読む、
というのはいかがでしょうか?


えむえむの収蔵庫には、「キャプテン・アメリカ」や「アイアンマン」の翻訳コミックも所蔵していますので、
興味を持たれた方は、研究閲覧室で登録をしていただくとお読みいただけますよ!
アベンジャーズシリーズの作品とリンクしているエピソードもあります!)


ぜひこの機会にアメコミを手に取ってみてはいかがでしょうか!


そして、シリアスな戦闘マンガの緊張感に少し疲れた方は…、
森繁拓真となりの関くん
原克玄「るみちゃんの事象」
あっと「のんのんびより
高津カリノWORKING!!などで、ゆる〜っとした空気感と笑いを、どうぞ!(笑)


ここに挙げた以外にも、本当はピックアップして紹介したい作品ばかりです。




さあ、読んでから観ますか? 観てから読みますか!?
ぜひお気軽に足をお運びください!




(toku)