展示空間で見るマンガ「五人五色展」!
現在、好評開催中の「五人五色展 ― もう一つの読み方―展示で観るマンガ世界」!
この展示、実は京都精華大学の院生達が中心になって、京都精華大学のマンガ学部の先生たちの作品を実験的な方法で紹介する画期的な展覧会なのです!
会期も終了間近となりましたが、今日は、この展覧会をプロデュースした院生の李(イー)さんに改めて見所などを紹介してもらいます!
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はじめまして。私は「五人五色展」を企画した京都精華大学の大学院生、李賢子(イー・ヒョンジャ)と申します。
今、京都国際マンガミュージアムで行われている「五人五色展」について紹介したいと思います。
「五人五色展」は、本大学のマンガ学部自慢の先生たち(竹宮惠子、板橋しゅうほう、さそうあきら、BELNE、都留泰作)のマンガを展示空間で紹介する展示になります。
普段私たちはマンガを本とかアニメなどのメディアを通じてみています。最近はインターネットの普及により、ネットマンガやケータイマンガをも当たり前のようになってきました。その中で今回企画したのは展示空間で観る「もう一つのマンガの読み方」の新しい試みであります。
さそうあきら先生の「富士山」のコーナー
ストーリーを文と抜粋したコマで見せることによって、作品の新しい見方を発見!
BELNE「異端文書」コーナー
板橋しゅうほう「凱羅」コーナー
竹宮惠子先生の「風と木の詩」コーナー
本作をイメージした香りを持って帰ることができる
展示をただ観るだけではなく、香水を使ってイメージを強調したり、映像を使ってアクションシーンを見せたりする感じる展示を工夫して企画しました。ぜひ足を運んでもらい、マンガを読むだけでは味わえないマンガの世界を体で体験してもらいたいと思っています。
また、展示されている五人のマンガ家の世界をより理解していただくために、院生達で執筆したミニブックも用意しています。ミニブックには、各作家の秘蔵スケッチなども掲載していますので、ファンの方はぜひお見逃しなく!
さらには、「風と木の詩」のイメージ香水のサンプルとミニブックは展示のお土産として持って帰ることもできます! また、展示に出てくる作品は、すべてマンガミュージアムの中で読むことができますので、読んだことない人は、ぜひこの機会にお読みください。
展示は6月26日(日曜日)までの開催になっていますので残り短いですがよろしくお願いします。
■五人五色展 ― もう一つの読み方―展示で観るマンガ世界
【2011/5/28〜6/26】