オシャレな新聞!?『リベラシオン』

毎年1月の下旬頃にフランスの南西部にあるアングレームという街で、ヨーロッパ最大級のマンガの祭典、アングレーム国際漫画祭(Festival international de la bande dessinee d'Angouleme)が開催されています。もう30年以上も続いていて、街全体での盛り上がりを見せます。


近年は、フランスのコミックであるBD(バンド・デシネ)だけでなく、日本のMANGAもたくさん紹介され、今年は『ベルサイユのばら』の作者、池田理代子先生もゲストとして招かれました。ソプラノ歌手としてベルサイユ宮殿で歌の披露もされたそうです。


えむえむブログ 2010/2/1
「フランスだより 〜アングレーム国際漫画祭に行ってきました!!」


そんなアングレーム祭の時期に合わせて、毎年1日だけ、全ての紙面の写真がイラストで描かれてしまう新聞がフランスにはあるんです!
それがこの『リベラシオン』(日刊紙)↓



フランス市民のあいだでは愛着を込めて「リベ」と呼ばれているそうです。


これは1月27日の紙面ですが、エジプトのムバラク氏からテニスプレーヤーのナダル氏まで、全てのニュースの写真がイラストになっています!なんとも考え方がオシャレですよね!!

ヨーロッパの生活の中に息づく美術文化の奥行きに改めて感心させられました。


写真の新聞資料は、えむえむの3階にある研究閲覧室でご覧いただくことができます。
ぜひ、ご興味ある方はお申し出ください!


研究閲覧室の利用について
詳しくはコチラ


(CHI@とうとう風邪を引いてしまいました・・・)