≪Kyoto MaGiC 便り No.1≫Kyoto MaGiC 第二弾のテーマは魔法少女!安野モヨコ「シュガシュガルーン」!


こんにちは。Kyoto MaGiC担当研究員のKです。

昨年、好評を博した Kyoto Manga Girls Collection(略称:Kyoto MaGiC)ですが、今年も開催することが決定しました!


今年のテーマは、安野モヨコ先生の「シュガシュガルーン」!




© 安野モヨコ/講談社


2003年〜07年まで『なかよし』(講談社)で連載されていた魔法少女ものマンガです!

どんなお話だったかというと…

魔界に住むショコラ(画像左)とバニラ(画像右)。二人は大の仲よし。
しかし、ふたりは、魔界の次期女王(クイーン)を巡るライバル同士でもあります。
どちらがクイーンになれるかは、人間界での試験=自分に好意を寄せる人間のハートを沢山集める、といったものでした!さて、一体どちらがクイーンになれるのか…?


ハートを魔法で結晶にして奪っちゃう斬新な設定や、作品に描かれた小物やファッションの可愛らしさは、世の少女たちを虜にしました!
2005年にはアニメ化もされたので、見ていた人も多いのでしょう。


シュガシュガルーンの公式サイトはこちら↓
http://annomoyoco.com/sugar2rune/index.php


安野モヨコ先生といえば、もちろんこの作品だけでなく、「ハッピーマニア「さくらん」働きマン」など他にも沢山作品を描かれています。どの作品にも共通して言えるのですが、安野先生が描くファッションは、憧れの要素だけでなく、読者の私達と地続きである点だと思っています。つまり、作品の世界観やキャラクターが、描かれたファッションによって、よりリアルに感じられるのですよね。それでいて、お手本にしたいような憧れの部分がきちんと描かれていて、それが本当にすごい!少女マンガとファッションの関係において、安野モヨコ先生が果たした役割は大きいです!


そんな安野先生が思い切りファッションを楽しんで描いたというのが、この「シュガシュガルーン」だといいます。


最近、魔法少女もの』が、新たに注目を浴びていますが、そんな今だからこそ、この「シュガシュガルーン」の世界にも改めて注目すべきなのではと思いました。
そんな想いから、今年のKyoto MaGiCがスタートしました。


今回は、この「シュガシュガルーン」の世界に出てくるファッションを具現化してくれる企業さんを大募集しています!さらに、今回は企業だけでなく、学生や一般デザイナーからの応募も受け付けています。


詳しい概要はこちら↓
http://www.kyotomm.jp/event/evt/kyotomagic2012no2.php


選ばれた企業さんや一般応募のデザイナーさんには、2013年3月に発表の場として、京都国際マンガミュージアムにてファッションショーを開催予定です。
また、その後、長期に渡り、マンガミュージアムで展示させていただく予定でおります!
Kyoto MaGiC2013を「シュガシュガルーン」で一緒に盛り上げてくれる方、
ご応募お待ちしております!


…さて、第二弾の企画も無事発表できたところで、昨年のKyoto MaGiCの展覧会が無事終了したことも合わせてお知らせいたします。
ご協力いただいた作家の先生方や企業さんのおかげで、本当に素晴らしいものになりました。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。


しかし、見れなかったー!という方に朗報です!
高橋真琴先生の画を元にしたウエディングドレスは、veronaさんのお店で、引き続き展示中です。




ドレスの後ろには、華やかな打掛も展示してありました!


veronaのHPはこちら↓
http://www.sposa-verona.com/


このドレスを着て結婚式を挙げてみたい方、なにはともあれ試着してみたいという方、
ぜひお気軽にveronaさんまでお問い合わせください〜♪


(mochi)