「漫画家の目から見た日本、世界、地球」展 国際シンポ&ワークショップ開催しました!

「漫画」と聞くと、みなさん、どんなものを思い浮かべますか?
多くの人は、コマがつながった、いわゆるストーリーマンガを思い浮かべるのではないでしょうか?
でも、いったん世界に目を向けると、また、少し前の日本でも、新聞で目にすることができる「一コマ漫画」を「漫画」と呼ぶことの方がふつうでした。


今月5日(土)から、この一コマ漫画作品をたっぷりご紹介する「漫画家の目から見た日本、世界、地球」展を開催しています。
今回は、世界のジャーナリズムで活躍されている国内外6カ国の漫画家の作品を展示。
「漫画家の目から見た日本、世界、地球」という視点で世界、そして日本をみることで、自分自身を客観視でき、見えてくるものの広がりを感じることができます。


ところで、この展覧会、実は、12日・13日と開催された、国内外の一コマ漫画家6名をお招きした国際シンポジウム、ワークショップの関連展として企画されたものです。

シンポジウムでは、トルコやスイスといった自国のマンガ事情をご自身の作品を通して説明してくださり、また、「漫画を描く」ということについての白熱したトークが繰り広げられました。

ワークショップでは、参加者の方々が漫画家をモデルにして似顔絵を描いていただき、その作品に漫画家さんからコメントをいただけるという貴重な機会が設けられました。一般の方の素晴らしい作品も次々と登場し、漫画家の皆さんも刺激を受けられたのでは?!




どんなことでも“伝えること”は労を要するものですが、その努力の過程こそが大切なことなのだと感じたイベントでした。

普段皆さんが手に取られて読まれているストーリーマンガはもちろんですが、一コマ漫画の魅力というのもこの機会にぜひ触れてみてください。

展示は来年1月17日までです。
◆詳細はこちら


(HN)