第1回国際学術会議が無事に開催されました!

一昨日18日(金)から本日にかけて、えむえむの研究部門を担う「京都精華大学国際マンガ研究センター」の主催により、マンガ・コミックス研究に関する国際学術会議が開催されました!(まだ午後の部が残っていますが・・・)
国内外から招待いたしました約30名にものぼるマンガ・コミックス研究者により各々研究報告やディスカッションがなされ、日本語・英語を交えて3日間に及んでの活発な議論が、連日繰り広げられました。



パネラーのみならず客席には、国内外のマンガ・コミックスの著名な研究者・評論家・作家の方々にも多く詰め掛けていただき、まさにマンガ・コミックスの知識人が一堂に会したグローバルなマンガ研究会議となりました。「これほどの一大会議は、国内外のおいて初めてと言っても過言ではないであろう」とは、本会議メインプロデューサーのジャクリーヌ・ベルント氏の初日の挨拶の言葉でした。



◆第1回国際学術会議 概要
◆発表要旨
◆出演者プロフィール


また、本会議に先駆けて前日の17日(木)には、企画展「コミックスを描く女性たち―アメリカの女性アーティストたちの100年」展のオープニング記念対談が開催されました。
アメリカから女性コミックス史研究家・コミックス作家として活躍されておられるトリナ・ロビンス氏と、「(花の)24年組」として女性のための新しくも眩しいコミックスジャンルの開拓使として名を刻む竹宮惠子氏を招き、筑紫女学園大学文学部准教授として教鞭をとられ女性コミックス研究者として活躍されておられる大城房美氏の司会により、日米の女性マンガ・コミックスの変遷をテーマにトークが繰り広げられました!



(対談後のギャラリートーク@展示会場にて)


国際マンガ研究センターでは、京都「国際」マンガミュージアムの名に沿って、世界中の国や地域に広がっているマンガ・コミックス文化およびそれらを対象としている研究のグローバルなネットワークハブの役割を担うべく、引き続き研究会議等を企画してまいります。ご期待下さい!!


(CHIカンタービレ